( 再訪問・撮影日　2005/12/21 )

伊勢湾岸道路東海インターを下りて国道247号線を2Kmほど南下した辺りで左折、標識に従ってとりあえずは東海市役所に向かう。 大宮神社は市役所の西方500mのところにあり、手入れ良く整えられた参道・境内の中央に大クスが立っている。 「大田の大樟」は合体木ではないかと思われるような根元から幹にかけて複雑な樹形をした樹で背は低いが、 全体としてはまとまった枝振りを持った魅力的な樹形をした大クスである。 樹高12m、目通り幹周10ｍと記されている。大樟の根元中心部には洞があり「楠王大龍神」の祠が埋め込まれるような形で祀られている。 主幹が枯れた味を持っているためか、太いにも関わらず重量感はさほど感じられない。
東海市は昭和45年にこの木をシンボルとして、クスノキを「市の木」に選定している。