九頭竜から国道158号線を走って大野市街に入る手前、真名川に架かる君が代橋を渡って直ぐの信号で左折、 そのまま4Kmほど直進すると友兼にある専福寺に到着する。 専福寺の山門横にどっしりと腰を据えた大ケヤキは主幹が空洞化して8mほどの高さで切り払われ、大きな屋根が架けられている。 しかし幹の周囲から出た新しい枝は勢い良く立ち上がり、ケヤキ独特のやわらかな紅葉に包まれていた。 このケヤキは専福寺がこの地に移転した当時（1468年）から大木として存在していたそうだ。 今では背が低いので遠目には目立たないが、昔はこの地を示す標木として存在感を示していたと伝えられている。
　樹齢800年、樹高8m、目通り幹周9.0mと記された国指定天然記念物で、風格を備えた立派な樹です。