タネ・マフタ の駐車場を出て、国道12号線を500m ほど南に戻ったところに「カウリ　ウォーク」と書かれた案内看板があり、 そこを奥に入ると、テ・マツア・ナヘレ、ヤカス、そしてフォーシスターズ 訪問者用の駐車場がある。 駐車場には番人さんがいるので、安心料を払って森に入る。 コースに入って10分ほど歩くと、最初に「ヤカス」に向かうウォーキング・トラックが左手にあり、その少し先にフォー シスターズに向かう道がある。 「フォー シスターズ」は株立ちになったカウリで、４本の幹が寄り添うように聳え立っている。 太さは揃っていないが４本ともに真上に向かってスックと伸びる端麗な樹形からシスターズと名付けられたのだろう。 アガチス科のカウリは単幹の太い幹を特徴とする樹で､一樹でこのような株立形状になることはないと思われる。 おそらくは近接して育った樹が成長につれて根元から合着したものであろう。 一束にすれば相当な大きさだが、まだ300〜400年程度の若いお姉さんたちのようで、迫力はそれほどでもない。 だが、あと数百年もして、熟年のおばさんたち になった頃には、合体はもっと進み相当な迫力を見せるに違いない。