(訪問・撮影日 2004年4月22日)

四国の最高峰 標高1995mの剣山、見ノ越から国道438号線を下り始めると直ぐ、巨樹の里を名乗り、 村で月に一度の巨樹ツアーを催行しているという一宇村に入る。 国道とはいっても細く、強烈なヘアピンカーブが連続する最大の難所に第一の訪問地となる桑平地区がある。 道路脇に案内表示を見つけ、それに従ってあぜ道を下るとまず「桑平堂のスギ」に出会うことが出来る。 桑平堂のスギは道路から見下ろして見えてはいたが、側に寄るとさすがに立派な樹で、樹高48m、幹周り7.95mもある背の高い立派なスギであった。 そこから数十メートル離れた場所に立っているのが「桑平のトチノキ」で、樹齢500年、樹高25m、目通り幹周8.5mと記された四国最大のトチノキである。 樹勢の良い素晴らしいトチノキだ。