( 訪問・撮影日　2006年9月30日 )

東名高速道路・牧之原ＩＣで下りて国道473号線を北上し、島田市金谷に向かう。 牧之原ＩＣから6kmほど走った所、大井川の西岸・牧之原台地に広がる茶畑の一角に「お茶の郷博物館」と天候が良ければ 大井川越しに富士山も望めるほどに眺望が素晴らしいという「牧之原公園」がある。 その近くで右側にそれて下る細い道に入り、いきなり怖いほどの急坂を下って1kmほど進むとＪＲ東海道本線を渡る小さな二軒家踏切がある。 お目当ての樹は、その踏み切りには入らずに、そこから50mほど直進した所の民家の前庭に立っている。 樹齢伝承1200年、樹高20m、目通り幹周5.5mと記されたカヤノキで、太い主幹は2mほどの高さでＹ字型に４本に分岐した複雑な形をしている。 樹齢1200年は頭をかしげるが、それなりの風格を備えた立派なカヤノキだ。