( 再訪問・撮影日　2012.6.14 )

天竜市から春野町に向かう国道362号線・ 只来トンネルを抜けてすぐに右折して県道63号線に入る。 県道を道なりに進んで、下百古里（しもすがり）の三叉路に来ると巨大な将軍杉は探さなくても目の前に飛び込んでくる。 樹齢1000年以上、樹高39m、目通り幹周10.6mと記された将軍杉は神社と道路の境界線上に立っているので道路から観察できるが、 一段下がった民家の玄関に下りる通路から全景が見え、その姿は壮観である。 道路から一段下がった神社の境内に下りると本殿の後方より神社を覆い尽くすように聳える印象的な立ち姿が見える。 伝承によれば、797年 征夷大将軍 坂上田村麻呂が武速神社で、蝦夷征伐に臨み勝利を祈願した際、地に挿した箸が根づき繁茂したという。 これが将軍杉の名の由来だという。