( 再訪問・撮影日　2006/1/10 )

知多市役所の東方300ｍほどのところに知多四国八十八ヶ所第二十番札所　海嶋山・栖光院(せいこういん )がある。 山門を入ると右側前方に立派な大楠が聳えている。個性ある蛸足のような根元の姿と傷の無い綺麗な主幹の木肌が印象が残るクスで、 樹齢700年、樹高25m、幹周7.8mと記されている知多市では最大の樹木だという。 栖光院は創建が1577年ということなので、このクスはそれ以前からこの地に立っていた先住者のようだ。 しかし、今では根元のスペースが窮屈になり、根の張り場に困っているように見える。立派な樹だけに遠い将来が心配になった。