東海北陸自動車道、白鳥ＩＣを下りて国道156号線を6Kmほど北上したところに白山長滝神社がある。 長滝神社は美濃馬場といわれた白山詣での起点となる所で、ここにも大杉が現存していが、 残念なことに見るに忍びないような状態で工事が行われており、写真を撮るのはあきらめた。 更に進んで前谷交差点から石徹白に向かう県道314号線に入って道なりに進むと石徹白の集落に到着する。 集落を抜けて北へ進むと、村の一番奥に神の領域といわれる上在所があり、白山中居神社(ちゅうきょじんじゃ)の鳥居が現れる。 白山を開いた泰澄大師が養老年間に社域を拡張したと伝えられるところで、 宮川のせせらぎと、樹齢200年から1000年の杉の巨木が１５０本ほど立ち並ぶなんとも厳かな場所である。 「浄安杉」以外に固有名詞で特定する樹は無いが、参道と拝殿周辺には目見当で６ｍ〜８ｍクラスの樹がすごい数で現存している。