( 訪問・撮影日 2004.08.28 )

高山に向かって走る国道41号線、白川町坂の東で右折して別れ、飛騨川に架かる坂東橋を渡り、高山本線踏切を渡った直後で右折、 美濃白川ＧＣに向かってくねり道を3.5Kmほど走ると、左側道沿いに「大森神社の大スギ」が目にとまる。 樹齢不詳、樹高35m、目通り幹周9.4mと記された、岐阜県指定天然記念物である。 大きく広げた根元周辺が人工整地の関係で根上り気味になって乾燥してしまっているような環境だ。 しかし、今のところは川に近い立地によって地下水が豊富なのであろう、枝葉の繁り具合を見る限りには問題なさそうだ。 その昔、この神社には多数の大木が存在していたが、伊勢湾台風でほとんどが倒れ、この樹だけが唯一残ったといわれている。 樹あっての神社、大切にしたいものですね。