上野市街の繁華街にある菅原神社は、藤堂高虎が上野城の城下町の構想をたてたとき、 各地区の鎮守九社を現在地に集めて合祀し、その上に菅原道真公を併せて祀り、本社としたものです。 二度芽のケヤキはこの神社境内の中で、更に厚い土塀で囲まれた神域御垣内にあるため、近付くことも根元の姿を見ることもできない。 ケヤキは二本あるが、同じような大きさで、どちらの樹が大きいか分らないが、樹高２２ｍ、目通り 幹周 ５．２ｍと記されている。 「二度芽のケヤキ」と呼ばれるのは、春と夏に二度芽を吹くということでつけられたという。樹勢も旺盛で、お目出度いケヤキである。