西山春日神社のスギ

名阪国道・上野ICから国道368号を北に1.8km進んだ所の向島信号で左折、仇討ちで有名な鍵屋の辻を通り抜けてから暫くして県道１３８号線に入り、道なりに4.8km進めば西山で、右折して100mほど進めば西山春日神社入り口がある。ここ西山地区は、滋賀県との県境にある御斉峠の南にある集落である。その様な地に、入り口からの参道は長く、これほど奥行きのある立派な神社とは意外であった。社伝によれば、久安5年(1149年)に春日社第三殿の御祭神である天児屋根尊（あめのこやねのみこと）をこの西山の里に奉遷したのが当社の起りだという。一段高くなった社殿前の境内左側、手水舎の後ろに立つ大スギは、樹齢３００年、樹高30m、幹周5. 82mと記されていますが、もう少し有りそうな感じ。 6mクラスに格上げしてもいいような体格だ。特徴的には大スギには上部から根元まで縦に裂け目が入っている。これは落雷を受けた傷跡なのでしょう。