( 訪問・撮影日　2014.11.21 )

中国道・北房ICを下りて国道313号線に入り、そこから国道を8kmほど南下したところ、左側沿道に大きな鳥居が立っている。 この大鳥居は鉄筋コンクリート製の近代に作られたものだが、柱の直径は1m、高さ10.4mもあって、備北では一番、県下でも２番目の規模を誇るものだという。 この大鳥居を潜って、真っ直ぐに突き当たれば表参道の登り口があり、そこから高台にある社殿まで250数段もあるという、とてつもなく長い階段が一直線に続いている。 幸いにも、その階段を登らなくても上り口に聳え立っていてくれるのが樹齢800年、樹高30m、幹周8.5mと記されて県下第２位といわれる大スギである。 根元近くから２幹に分岐して聳え立っているが、分岐部は裂けたように大きな口を広げており、中は大きな空洞になっている。 だが、樹皮の色具合や葉の茂りは良く、支柱等の保護対策が一切見当たらないので、まだまだ頑健な樹のようだ。