国道２３号線伊勢市通町ICから鳥羽方面に向かう国道42号線を東進、汐合大橋を渡ってから３００ｍほどにある溝口北交差点を左折、 ７００ｍほど進むと二見町西コミュニティセンターがあり、その玄関前に、独特の姿をして道路にはみ出しそうに立つ大クスがある。 二見町のナンバーワンに認定されたとはあるが、特別な指定は無く、樹齢不詳、樹高１３ｍ、幹周６．０ｍとされる大クスで、 根元のみが低い石垣と木柵に囲まれた土地に保護されて立っている。 分岐した太い支幹が真横に伸ばすという個性的な樹姿をした古木で、路盤で固められてしまった立地環境はよろしくないが、まだ樹勢にかげりはなさそうだ。 小型の鳥居があるのは、昔、ここには八幡神社があったが、現在の二見神社に合祀されて無くなった、 その神社跡地だという事で、その当時の神木を今も祀っているということのようだ。